23歳の池村寛世(ディライトワークス)は、4バーディー、1ボギーの68で回り、3アンダーで日本勢トップの2位につけた。

10番からスタートし、14番でバーディー。15番は右手前のバンカーに入れるピンチだったが、パーでしのぐと流れに乗った。17番は1メートル、18番は70センチをそれぞれ確実に入れスコアを伸ばした。

後半は1バーディー、1ボギーだったとはいえ、5メートル以上の強い風が吹く難しいコンディションの中、安定したプレーで首位と1打差と好位置でフィニッシュした。

スタートが午前6時40分。4時に起きて準備したとあって「疲れた。朝早いし」とぼやきながらも、「ボギーは出ると思って落ち込まずに。パー5で取ろうと思ったが、思ったほどボギーが少なかった。このスコアはイメージできなかった。まさか3アンダーが出るとは。何でこんなスコアが出たのか分からない」と自身も驚く好スタートに笑顔をみせた。

アマチュアから出場した米沢蓮(東北福祉大2年)が、2アンダーで4位と健闘している。手嶋多一(ミズノ)、浅地洋佑(フリー)も、2アンダーで4位。昨年のツアー賞金王の今平周吾(フリー)は1アンダーで9位、ディフェンディングチャンピオンの池田勇太(フリー)は2オーバーで35位。4アンダーでダンタイ・ブーマ(タイ)が首位に立っている。