アマチュアの米沢蓮(19=東北福祉大2年)が、4位と好発進した。

風の強い午後組で出て、1イーグル、2バーディー、2ボギーの69。プロ2戦目とは思わせない落ち着いたプレーで上位につけた。尊敬する大学の先輩、松山英樹を教科書に頂点を目指していく。昨年のツアー賞金王、今平周吾(フリー)は9位。ダンタイ・ブーマ(タイ)が、4アンダーで首位に立っている。

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アマチュアの米沢が、風速5メートル以上の強風にも負けず堂々、日本勢2位(4位)につけた。10番からスタートして12番でボギーとした後の14番パー5。第3打をグリーン手前のラフから打って、直接カップインしてイーグル。プロ2戦目で難条件にもかかわらず浮足立つことなく上位に食い込み大物感を漂わせた。「今日は全部が良かった。プロに行くため、こういう舞台にでていきたい」と強い決意でツアーに挑んでいる。

1つ上の先輩、金谷拓実が今年のマスターズに出場した。同じ大学の寮で生活する先輩の活躍を大きな刺激にしている。さらに、その先には尊敬する松山のでっかい背中がある。昨年末に会う機会があり「すごい練習する。あの集中力が自分に身についたら」。先輩の存在を糧に飛躍を期す。