メジャー第2戦、全米プロ選手権が16日開幕する。

松山英樹(27=LEXUS)は試合会場で初のラウンドを行い、18ホールを回った。「前が詰まっていたから」と、回り終わるのに約6時間。待たされている間もアプローチの練習を行うなど入念に調整した。

2度目となる同コースは、16年プレーオフ第1戦のバークレイズで予選落ちしている。コース攻略の鍵はティーショットとグリーン周りだ。「(コースは)難しい。正確性がなきゃ攻略できない。真っすぐ打つ能力と球を曲げながらもフェアウエーに置く技術と、グリーン周りじゃないかなと。グリーン周りまで持ってきたらいい方だと思うので、そういう戦いになる」。

全米プロ選手権は13年から連続出場し、16年は4位、17年が5位と相性はいい。「勝ちたい試合の1つではある。だからといって普段の試合と何が違うというのは別にない。ただ頑張るだけです」と健闘を誓った。