9位から出た原英莉花(20=日本通運)は、一時首位に浮上するも4位に終わった。

4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算8アンダーの208。前半に3つスコアを伸ばすと、11番パー5でもバーディーを奪い、この時点で首位に立った。だが、その後はパーを並べ「(前半)33、(後半)33で回りたくて、それを達成できればおのずと優勝争いはできると思っていました。満足はしていないですね」と唇をかんだ。

4月のKKT杯バンテリン・レディース(熊本)も4位。初のツアー優勝に手をかけながら、またしても逃してしまう結果に「悔しいのは、最後の3ホールでパットが決められなかったから」と遠くを見つめた。

それでも美形プロとして、人気は急上昇。ギャラリー投票による大会恒例のベストドレッサー賞、ベストスマイル賞とも3位となり、勝みなみとともにベストルーキー賞も受賞した。