黄金世代のトップランナー、勝みなみ(20=明治安田生命)が大会コースレコードの62で回り、通算14アンダーの130で今季2勝目に王手をかけた。ボギーなしの1イーグル、8バーディーと爆発。2位で11アンダーの松田鈴英に3打差をつけた。26日の最終日は、3位で8アンダーの新垣比菜と、17年プロテスト合格の同期生3人が優勝を争う。

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「勝ちゃん、14アンダー? そんなにいったの? まじ? それは想定外」。松田は、会見で勝のスコアに仰天した。

5アンダーの首位から出て、6つスコアを伸ばしたが、上には上がいた。抜群の飛距離を誇るドライバーで、この日もコースを攻略。「手応えは、結構、普通にあります」と初優勝へ自信ものぞかせながらも「明日は出ても8アンダー。10はすごすぎます、勝さん」と、1学年下に「さん」づけして、完全に脱帽していた。