首位から出た畑岡奈紗(20=森ビル)は、4バーディー、2ボギーの69で回り、通算15アンダー、269で2位にとどまり、3月以来の今季2勝目、通算4勝目を逃した。

前半を2バーディー、2ボギーで折り返した。後半は、14番でバーディーを先行させ、最終18番でもバーディーを奪ったものの、首位に2打及ばず、プレーオフで惜敗した昨年の雪辱を果たせなかった。それでも、4月のロッテ選手権以来、5週ぶりにツアーに復帰し、いきなり優勝争いに加わった。次週30日開幕の全米女子オープンへ、弾みをつけた。

ブロンテ・ロー(英国)が、通算17アンダーで優勝した。69の野村敏京は通算8アンダーの21位、70の横峯さくらは2アンダーの55位、71の山口すず夏は2オーバーの68位だった。