午前組の全選手が競技を終えた。昨年の賞金王、今平周吾(26=フリー)が、4バーディー、1ボギーの69で回り、3アンダーの暫定3位で日本勢のトップでフィニッシュした。

全長8000ヤードのモンスター・コースで各選手スコアを伸ばせない中、1バーディー、1ボギーで後半に折り返すと3番パー5で2打目がグリーン奥にいったが、3打目で30センチにしっかり寄せてバーディーを奪って流れを作った。6、9番でそれぞれ5メートル沈め、フィニッシュした。「最後はバーディーで上がれて気持ちよかった。ティーショットはハザードを避けながら打った。今日はうまくいった」と満足げ。

難コース攻略に「距離は海外に近い。無理をしても届かないし、届いても風がふくとウッドを持たないといけないのであまり無理せずにいきたい。セカンドで勝負したい」と話した。

金庚泰(韓国)、D・ペリー(オーストラリア)が、5アンダーで暫定首位。昨年覇者の秋吉翔太(ホームテック)はイーブンパー、昨年12月の日本シリーズJT杯以来の国内ツアーとなる小平智(Admiral)は1オーバー、2季ぶりの国内ツアー出場の谷原秀人(国際スポーツ振興協会)は4オーバーで第1日を終えている。