気温約30度の中で、大会が開幕。比嘉真美子(25=TOYO TIRE)が単独首位発進した。同大会では1993年に岡本綾子が首位タイ発進した例があるが、単独首位は日本人初になる。

史上最多13人が出場する日本勢の先陣を切って、比嘉と畑岡奈紗(20)、成田美寿々(26)が同組でスタート。

比嘉は3番パー3、4番パー4、5番パー5で3連続バーディー。いきなり首位に立つと、9番パー5でもバーディーを奪い、前半を終了して4バーディー、ボギーなし。後半の10番パー4でもバーディーを挙げて勢いに乗ると、17番パー3でも約3メートルのバーディーパットを沈めて6アンダーの65。

成田は5バーディー、3ボギーの69。2アンダーで、7位タイと好発進。

畑岡は1イーグル、3ボギーの72で回り、1オーバーで43位タイ。

その他の日本勢は新垣比菜、勝みなみ、岡山絵里が1オーバーで43位タイ。鈴木愛が2オーバー68位タイ、横峯さくら、上原彩子が3オーバー82位タイ。天本遥香が5オーバー117位、アマの上野菜々子が6オーバー125位、アマの吉田優利が7オーバー134位、山口すず夏が8オーバー142位。

昨年覇者のアリヤ・ジュタヌガーンは1オーバー43位のスタートとなった。

今大会の優勝賞金は、史上最高額の100万ドル(約1億1000万円)。