日没サスペンデッドのため、7日の第2ラウンドを終えられなかった58人が、6時40分からスタートし、残りホールを消化した。

3オーバーで暫定62位から出た石川遼(27=CASIO)は、通算3オーバー、145の56位で約1カ月ぶりの大会で予選を通過した。

11番の第2打からスタートしたが、いきなり連続ボギーをたたきこの時点で5オーバーと予選落ち圏内まで落ちたが、13番パー3、15番パー5でバーディーとして取り返し、ぎりぎりで踏ん張り、決勝ラウンドに進んだ。

石川は国内開幕戦となった4月の「東建ホームメイトカップ」を腰痛で欠場。その2週間後の「中日クラウンズ」で復帰にこぎつけたが、第1日のラウンド中に腰痛を再発させ、第2日のラウンドをプロ初となる棄権となった。

出場はそれ以来で、「次はあってはだめだと思っていた」と、入念にケア、トレーニングと練習ラウンドもこなし、自身にゴーサインを出せるレベルまで戻して復帰にこぎつけた。大会前は「腰もゴルフも問題ない」と自信をみせていた。

暫定首位で13番から再スタートした堀川未来夢(Wave Energy)は、通算9アンダーでトップを守った。7日にラウンドを終えているガン・チャルングン(タイ)が通算7アンダーで2位、今平周吾(フリー)は通算6アンダーで3位と続いている。鍋谷太一(ゴルフフィールド)、23歳の星野陸也(フリー)らが、4アンダーで6位につけている。第1日にホールインワンを達成した谷原秀人(国際スポーツ振興協会)は、4オーバーで予選落ちした。

引き続き、第3ラウンドが、午前11時30分から行われる。