黄金世代の新垣比菜(20=ダイキン工業)が6アンダー、66の好スタートを切った。

インスタートの16番でボギーが先行したものの、その後に7バーディーを量産。18番パー4で下り10メートルのフックラインを沈めるなど、要所でロングパットをねじ込んだ。

2週前の全米女子オープンに初出場して34位。先週は故郷沖縄で休養と調整にあてた。その間に帯同キャディーの清水重憲氏が男子ツアーでバッグを担ぎ、堀川未来夢の初優勝をサポートした。今週は同キャディーにバッグを託しているが、この日はパットのラインをほぼ自分で読み、チャンスをものにした。

「最初の方はショットの当たりが全然良くなくて“やばいな”と思っていたんですが、パットが入ってくれて」。今季国内11試合でトップ10が5回。今季初、ツアー通算2勝目へ。「その気持ちはありますけど、まだそこまで調子が…」。まずは優勝争いに絡むつもりだ。