メジャー初制覇を目指す松山英樹(27=LEXUS)は1イーグル、3バーディー、3ボギーの69で回り、2アンダーでまずまずのスタートを切った。

出だしの10番でいきなりボギーをたたいたが、11番パー4ですぐにバーディーを奪い返した。イーブンで迎えた14番パー5で、グリーン手前からチップイン・イーグルを奪い、波に乗るかに思われた。しかし、絶好調のティーショット、アプローチに比べ、パターが思うように決まらない。前半はイーグル後も、バーディーチャンスにつけながらパターが決まらず、1アンダーで折り返した。後半も我慢の展開が続いたが、2バーディー、1ボギーとスコアを1つ伸ばした。松山は耐えながら2アンダーで終えたことを「良かったと思う。(10番のボギーは)ダボにしてたら流れ変わったと思うけど、ボギーで終われてうまくその後挽回できたので良かったと思う」と話した。イーグルについては「ねらって打ったわけじゃないので。チャンスにつけられればいいと打ったら入ってしまった。歓声が大きくて、どうしたんだろうと思った」と振り返った。明日以降に向け「(パットは)自分の打ちミスもあったし、いろんな課題が見つかったので、それを修正して臨みたい」と意欲的に話していた。