午前組が終了し、松田鈴英(れい、21=ニトリ)が、暫定で首位タイに浮上した。24位から出て7バーディー、1ダブルボギーの67で回り、通算7アンダー。ホールアウト時点で、まだ第2ラウンドをスタートしていない首位イ・ミニョン(韓国)に並んだ。

松田は出だしの10番から4連続バーディーと一気に波に乗った。15番パー4で4パットのダブルボギーをたたいたが「全然(いつも)あること」と平然。後半に3つバーディーを積み重ねて、優勝争いに加わった。

前週のヨネックス・レディースは出場せずに、温泉に入っていたという松田は「(4パットは)ストロークが悪くて外れたわけじゃないし。普通に強かっただけ。(予選落ちした)昨年と比べたら、自分的には全部成長している」と自信をみなぎらせた。

13位から出た河本結(20=フリー)は5バーディー、2ボギーの69で回り、同6アンダーのV圏内に浮上。

3位から出たイ・ボミ(韓国)は73とスコアを落としたものの、同4アンダーで上位争いに踏みとどまった。