日本人の父とフィリピン人の母を持つアマチュアのユウカ・サソウ(17)が、最終ラウンド(R)で63の好スコアをたたき出した。

前日にサスペンデッドになった第3Rは、通算1オーバーの40位。そのまま最終Rに入ると10バーディー、1ボギーの驚異的な数字を出した。ホールアウト時点で5位に急浮上。

現在は拠点にするフィリピンと、日本の2つの国籍を持つ。日本語、フィリピン語、英語の3カ国語を流ちょうに話し、20年秋にはアメリカのジョージア大に進学することが内定している。

将来が楽しみな17歳は「今日は5~6メートルのパットがたくさん入りました。調子は良くなかったし、あまり自信がなかったのですが(最終Rの前に)イメージを変えたら、ドライバーが良くなった」と笑顔で話した。

米ツアーで活躍する夢があるが、大学に進学することについては「大学はチームプレーが多い。プロにはそれがないので、チームプレーができる大学で楽しみたい気持ちがある」と説明。6月25日に開幕する日本女子アマ選手権(愛媛・エリエールGC松山)にも出場する予定になっている。