第4Rの17番パー3だった。残り2ホール、2位石川に2打差をつけていた黄重坤(ハン・ジュンゴン、27=韓国)のティーショットは1度はグリーンを捉えながら傾斜で手前の池へ。日本プロゴルフ協会の倉本会長は「実はグリーンに乗っても40センチくらいなら落ちるように昨年、芝を張り替えていた。(朝に)ローリングもしたので(石川にとって)奇跡が起きた」と裏話を明かした。

このホールで石川に並ばれ、4年ぶりのツアー優勝を逃した黄は「残念。安全に打ったつもりだったけど、それがダメでした」と悔しそう。