札幌市出身のプロ12年目、安本大祐(32=テラモト、北海道尚志学園)が6バーディー、1ダブルボギーの4アンダー68で、首位と3打差の8位タイにつけた。

18日の決勝ラウンドに向けて好位置につけた。首位は7アンダー65で近藤智弘(42=ネスレ日本)竹谷佳孝(39=エー・エム・エス)中島徹(35=信濃)の3人が並んだ。

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安本が堂々の滑り出しを見せた。開始の1番パー4。残り87ヤードの2打目をピンそば1メートルにつけてバーディースタートした。「取れるところで取るゴルフを徹底した」。2番パー4では4メートルのバーディーパットを沈めると、3番パー5、4番パー4も連続バーディー。588ヤードとロングの7番パー5もバーディーとして前半だけで5アンダーとスコアを伸ばした。

風の影響もあって後半は1バーディにとどまった。最終18番パー4ではティーショットを木の根元に打ち込んで痛恨のダブルボギー。それでも首位と3打差で優勝圏内に踏みとどまり「最後はちょっと悔しいけど、良い緊張感の中でプレーできた」と納得顔だった。

札幌市出身で高校卒業までを過ごした北海道で、ラウンド中は知人にも励まされた。175センチ、52キロとやせ形の体形でもドライバー平均300ヤードを超える飛距離を誇る。「太ったほうが良いと言われますが、自分はこれが合っている。人に覚えてもらえますしね。困るのは冬が寒いぐらい」と独自の“スタイル”を貫いてきた。

名門・東北福祉大4年の12月にプロになって以降はフリーの期間が長かったが、昨年からは物流会社のテラモトに所属。「結果で恩返しをしたい」。12年3位の過去最高成績を超えるフィニッシュを目指す。【浅水友輝】