安田祐香(18)が、史上7人目となるアマチュアのツアー優勝への可能性を残した。4位から出て5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算7アンダー。首位と1打差3位で、最終日最終組に入った。

17年日本女子アマ覇者の安田はプロテストは1、2次が免除。最終テスト(11月5~8日、岡山・瀬戸内海GC)での合格を目指しているが、逆転でツアー優勝すれば最終テストも免除。03年ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで優勝した宮里藍と同様に、1発でプロ転向となる。さらに来年のシード権も獲得。9月1日の最終日は、運命の1日になる。

この日、同組で回った全英女王で4位の渋野日向子(20)は、安田の実力を認めつつ「プロテスト受けないといけないの? もう、いいじゃん。私が言う立場じゃないけど、十分やっていけますから。ぜひ、プロテストは免除してあげて~」と異例のお願い。

そんな渋野も、首位と2打差4位。全英から帰国後3戦目での凱旋(がいせん)Vの可能性を残した。