出水田大二郎(26=TOSS)は、7バーディー、1ボギーの66で回り、6アンダーで時松隆光、今平周吾、星野陸也と並び首位に立った。

ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだKBCオーガスタは、股関節痛のため第2ラウンドで棄権したが、約2週間の休養期間で心と体を充電し、復調につなげた。

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出水田が「けがの功名」で首位発進した。2週前のKBCオーガスタを棄権し、先週の木曜までクラブを握れなかった。

休養中に、優勝した比嘉のプレーを見て「思い切り良く淡々とプレーしている。こういう感じでいけたら」と客観的に見ることで自分を見つめ直した。休養したことで体の疲れも抜けた。「休めたおかげで良いプレーができた。ゴルフが楽しかった」と笑顔で話した。

▽強風の中、ノーボギーで回り首位タイの星野 この風では満足のスコアですね。ANAの最初(2年前)は難しいイメージがあったが、コースに慣れてきて攻め方とかが分かってきた。

▽最終9番で右足のふくらはぎがつりながら首位につけた今平 ティーショットを打ったらつった。初めてです。でもそのホールでバーディーだったので、あれは大きかった。

▽3連続バーディーなどで6アンダーまでの伸ばし首位に立った時松 (2年前はプレーオフで敗れたが)結果をデータ的に見ると不得意ではないので、それをプラスに考えてやっていきたい。