賞金ランクトップの石川遼(28=CASIO)が、今季3勝目を射程圏にした。

2位から出て6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り通算11アンダー。首位武藤と3打差5位で最終日を迎える。

10番パー4では4オン2パットのダブルボギーをたたき、続く11番パー3でもボギーと一時はスコアを落とした。それでも上がりの残り3ホールで3連続バーディーで挽回。

前日の第2ラウンドで62を出した石川は「ダボの後の11番でティーショットを打つまで5分くらい。その間に切りかえようとしたが、それができなかった。もし、10分あったら切りかえができたかも知れない。でも5分では無理でした」と明かしつつ「4日間は山あり谷あり。ビッグスコアの次の日は差が出てしまうこともある。昨日ほどはうまくいかなかったけど、目指しているところは変わらない」と優勝を意識した。