「しぶこフィーバー」は、いまだ衰えを知らない。全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、2度目の国内メジャー制覇へ、第2ラウンド(R)をスタートした。

この日は午前7時21分に10番から出た。朝早くから大勢のギャラリーが詰めかけ、スタートホールはまるで最終日のような人だかりになった。前日は、平日にもかかわらず第1Rとして大会史上最多となる7640人が集まっていた。

首位と3打差7位から出た渋野は、出だしの10番でピン手前から約2メートルのバーディーパットを沈めて、朝から会場を沸かせた。

前半は2バーディー、2ボギー。通算5アンダーのまま後半の残り9ホールに入った。

同じく7位から出た同組の畑岡奈紗は前半を3バーディー、ボギーなし。後半の1番でもバーディーを挙げ、通算9アンダーの首位に立っている。