日本初開催となる米ツアーが開幕した。ツアー通算81勝を誇るタイガー・ウッズ(米国)は、9バーディー、3ボギーの64で回り、6アンダーでフィニッシュ。この時点で暫定とはいえ、首位に立った。

10番からスタート。約1500人の大ギャラリーが見守ったティーショットをいきなり左の池に入れると大歓声とため息が漏れた。このホールをボギーとすると、11、12番もボギーをたたき後退したが、その後、3連続バーディーなどでカムバック。後半に入っても流れを失わず、3番から再び3連続バーディーで首位タイに並び、7番で6メートルのパットを沈め単独トップに躍り出た。「うまくひっくり返せて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。