2年連続賞金王を目指す賞金ランク2位今平周吾(27=フリー)が通算15アンダーの単独首位に立った。

3打差5位スタートから、スコアをこつこつ伸ばし、15、16番の連続バーディーでギアを上げ、最終18番でイーグル。残り190ヤードの第2打を6番アイアンでピン左手前5メートルにつけ、ど真ん中から放り込んだ。「ショットは悪くないけど、昨日までより微妙にイメージがよくなくて。感覚的には(この日)4、5アンダーぐらい。最後のイーグルがでかい」。危なげなくノーボギーでマークした64を振り返った。

単独首位で迎える最終日。今大会で10位内に入れば、世界選手権シリーズ(WGC)HSBCチャンピオンズ(中国・上海)に出場中の賞金1位C・キムを逆転できるが、それはもはや当然のこと。狙いは初の1シーズン2勝目のツアー通算4勝目。「今週はスイングのイメージを変えていて、それがラウンドを重ねるごとに良くなっている感覚があります。明日もそれでいければ」と、自信をちらつかせた。