宮崎日大高卒の中西絵里奈(21)が4バーディー、2ボギーの2アンダー、70で8位につけた。「ショットがあまりよくなくて、よく耐えたと思います」。

学年は渋野日向子らと同じ“黄金世代”だが、ツアー経験はTポイントレディース、日本女子オープンの2試合だけ。プロテストは3年連続3度目の挑戦で初めて最終まで進んだ。

同高卒業プロでは永峰咲希、脇元華がツアーで活躍中。「華さんは1年先輩です。今、永峰さんと同じ先生に習っているので、オフはよく一緒にラウンドしてもらいました」。高校3年からトップアマの池田兼武氏を師事、腕を磨く。

開催コースは、平坦で目標物が少なく、いかにショットの方向性、距離感を出すかが攻略のカギを握る。「ターゲットを決めるのが難しくて、それで曲がっていると思うので、そのあたりを修正したい」。華々しい同世代、先輩の背中を追いかける。