47歳でツアー通算12勝の宮本勝昌が5バーディー、ボギーなしの66をマークし、アンジェロ・キュー(フィリピン)ら3人と並び首位に立った。1打差の5位に池田勇太、重永亜斗夢ら8人がつけた。2年連続の賞金王を狙う、賞金ランキング1位の今平周吾は71で47位。宮里優作は73で74位、石川遼も75の95位と出遅れた。

ベテランが貪欲に今季2勝目を狙う。5月の中日クラウンズを制した47歳の宮本は、安定感を発揮し、5バーディーを奪った。最高のスタートに「(ボギーなしは)奇跡みたいなもの。全てがうまくいった1日」と笑みがこぼれた。

出だしで幸先よくバーディーを奪い、3番の第1打は、前戦までドライバーショットの平均飛距離トップを誇る同組のチャン・キム(米国)の7ヤード先をいく。「気持ちよかった。体は20代だと言われたよ」と気分も乗り、このホールで10メートルを沈めてから3連続バーディーで一気に伸ばした。

風が強くなった後半は着実なプレーを続け、パー5の18番で2オンに成功。さらに1つ伸ばして終え、観客の拍手に気持ちよさそうに応えた。

年齢とともに体力の衰えを感じ「4日間ナイスプレーをするのは難しい」と言う。それでも3歳上の藤田が前週に4位に入ったのを見て「自分もまだ頑張らないといけない」と刺激を受けた。最終日となる10日は師匠芹沢信雄の60歳の誕生日。「いい報告ができれば」とツアー通算13勝目へ意欲を示した。