男子ゴルフの今平周吾(27=フリー)が優勝フィニッシュで締めくくり、史上5人目の2年連続賞金王を奪う意気込みを示した。

5日開幕の男子ツアー最終戦・日本シリーズJT杯(東京よみうりCC)に向け、4日に会場でのプロアマ戦で調整。今年は2勝で最終戦を迎え「目標は3勝だった。勝って3勝で終わりたい」と気を引き締めた。

賞金ランク1位で、2位ノリス(南アフリカ)に約1807万円差をつける。ノリスの優勝以外は、尾崎将司、青木功、中嶋常幸、片山晋呉に続く連続賞金王となる。また複数回賞金王の最年少記録は尾崎将の27歳10カ月14日。今平が達成すれば、27歳2カ月67日で記録更新となる。世界ランクも34位で松山の20位に続き日本人2位。五輪出場圏内にいる。今平は「年内の50位以内が目標だった。最終戦で1つでも上がれるように勝っていきたい」と集中力を研ぎ澄ませた。