女子ゴルフで世界ランキングの日本人トップに立つのが、5位の畑岡奈紗(20)だ。ゴルフ界をけん引する畑岡が19年を振り返るとともに、東京オリンピック(五輪)を迎える新年への抱負を語った。

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-米ツアー3季目は

「一言で言うと悔しい。メジャーで勝てなかったのもあるが、ほかも思ったような試合ができないことが多かった。日本で2勝できたので、それを自信にして課題をつぶしていくだけ」

-秋に状態を上げた

「メジャーで悔しい思いをしたけど、そういうところから学んだことがいくつかあった。考える時間をつくったりして練習できたのが良かった」

-8月に日本でトレーニングを見直した

「6、7月ぐらいに試合が休みなく続く。その間にトレーニングをしっかりできず、筋力が落ちて、ゴルフに影響が出てしまった。調子が悪いのは、技術というよりも体力的なことだったと早く気付くべきだった」

-渋野日向子のメジャー優勝について

「同じ試合に出ていたので、自分ができなかったことがすごく悔しかった。でも日向子ちゃんが勝って、同じ年だし、自分もできるんだという気持ちにさせてくれた」

-五輪代表を争う渋野と鈴木愛をどう見るか

「(鈴木は)パットの精度がすごいと思うし、日向子ちゃんは笑顔がすごい。自分ができていない部分。悪くても笑っていることでいい状態に持っていけるようにしたいなという気持ちはある」

-五輪のイメージは

「陸上をやっていたので短距離のウサイン・ボルト(ジャマイカ)。気になるのは米国でやっていて年齢も近い女子テニスの大坂なおみ選手」

-20年の狙いは

「ゴルフでは少ないけど、私はほかの競技の方みたいに五輪は大きな目標。6月に選手が決まる。そこまでのメジャーで成績を残さないと選ばれない。まずはそこが第一ステップ。目標は世界一。五輪の金メダルと世界ランキング1位。自信を持ってプレーできるようにしたい」

◆畑岡奈紗(はたおか・なさ)1999年(平11)1月13日生まれ、茨城・笠間市出身。茨城・ルネサンス高出。17歳だった16年秋に日本女子オープン選手権を制してプロ転向。米ツアーに移り18年の初優勝から通算3勝。名前は米航空宇宙局(NASA)に由来。158センチ。