男子ゴルフで世界ランキングの日本人トップに立つのが、21位の松山英樹(27=LEXUS)だ。ゴルフ界をけん引する松山が19年を振り返るとともに、東京オリンピック(五輪)を迎える新年への抱負を語った。

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-19年を振り返って

「体調管理がすごく難しかったが、いい時のパフォーマンスは確実にいい頃に戻ってきている。自分にとっても明るい1年だった」

-10月のZOZOチャンピオンシップで憧れのタイガー・ウッズ(米国)と競り合った

「最終日にワンチャンスあるんじゃないかと。特別な時間だった。ただ、負けでも、もう少し追い詰めて負けたかった」

-あれだけの観客に応援された経験は

「ない。男子ゴルフを見たいファンはこんなにいたんだと知って、単純にうれしかった」

-五輪を想定したか

「こういう感覚になるのかな、というのはあった。悪い時も応援してくれるから力も出る。その舞台に立ちたい」

-20年に目指すのは

「マスターズには自信を持ってプレーできる態勢をつくりたい。勝てるだろうというわくわく感が強い。五輪代表はツアーで勝てばついてくる。そこを目指している」

-足りないものは

「メンタル。僕はメンタルは強くないので技術、体力、全てでカバーできるようにしたい」

-渋野日向子のメジャー制覇はどう見たか

「強いとしか思わなかった。(日本ツアー)初優勝の時、いいスイングするし、強いなという第一印象。海外は苦労するかと思ったらぽんぽんいっちゃった。(難しいウイニングパットを決め)勢いだけではない。実力もあるし、努力もある。準備をしているからこそ、そこに行ける」

-刺激になったか

「影響はある。ただ、まねはできない。だからこそ、自分は自分のスタイルでいかなきゃいけないんだなと感じた」

-渋野にとって松山は憧れの選手

「いや、僕が憧れてますよ。すごいとしか言えない。いきなり注目されて、ストレスもたまるだろうけど」

◆松山英樹(まつやま・ひでき)1992年(平4)2月25日生まれ、愛媛・松山市出身。高知・明徳義塾高から東北福祉大に進み11年のマスターズで日本人初のベストアマ。同年に日本ツアー優勝。プロ転向した13年に賞金王。米ツアーに移り14年の初勝利から通算5勝。180センチ、90キロ。