4オーバーでスタートした松山英樹(27=LEXUS)は、3バーディー、ボギーなしの3アンダー67で回り、通算1オーバー、141の57位で予選を通過した。

第1日は強風とパットに苦しんだが修正した。9人が出場した日本勢は、30位で通算1アンダーの小平智、43位の星野隆也、堀川未来夢が予選を通過した。ブレンダン・スティール(米国)とキャメロン・デービス(オーストラリア)が、通算6アンダーで首位に立った。

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松山は最終9番ロングでバーディーを奪い、予選落ちを回避した。前日は強風の影響でダブルボギーと崩れたホール。この日は風の影響が出にくい低い弾道のショットで2オンに成功した。イーグルパットこそ外したが、パーなら予選落ちの2オーバーとなるところで、勝負強さを見せた。「バーディーを取らないといけない状況だったので、最低限はできたかなという感じ」と振り返った。前日に苦しんだパットも、7番で15メートルを沈めてバーディー。「ああいうのは入らなくてもいいので、3メートルくらいが4回入ってくれた方がうれしい」と話したが、バーディー直後は笑顔も見せた。