プロゴルファーの稲見萌寧(いなみ・もね、20=都築電気)が29日、新たにメルセデスベンツのサポート選手となり、東京オリンピック(五輪)への思いをより強くした。

稲見は都内で行われたメルセデスベンツ社のイベントに参加。新たなサポート選手として紹介されると「サポート選手の一員として東京五輪の出場を目指していきたい」と決意を語った。今季は移動の際に同社の高級外車の提供を受けるという。「メルセデスのマークがついているだけで、一流選手、カッコいい選手のイメージがある」と、左肩に同社のエンブレムが付いたゴルフウエアを着て、両手の爪にもエンブレムをペイントしてご機嫌だった。

開幕に向け、来月6日から沖縄合宿に出発。今季開幕戦は、渋野日向子(21=RSK山陽放送)も出場する米ツアーのホンダLPGAタイ(2月20日開幕)への推薦出場が決定。「五輪出場へ世界ランキングが上がるよう、毎試合優勝をねらって、ポイントを上げていきたい」と決意を語った。