日本ゴルフツアー選手会の新会長に就任したプロゴルフの時松隆光(26=筑紫ケ丘GC)が29日、都内の高松宮妃癌研究基金を訪れ、チャリティー金として80万円を寄贈した。1994年から毎年行われているもので、今月23日に会長に選出されたばかりの時松にとっては初仕事。同基金の関谷剛男理事長(80)に目録を手渡した。

寄贈された80万円は、昨年の大会会場でのグッズ売り上げの一部。日本ゴルフツアー選手会と日本ゴルフツアー機構はこれまでに、1億8189万8779円を同基金に寄贈している。この日午前8時発の飛行機で福岡から訪れた時松は「今後の明るい未来のために使っていただければ。今までは自分のゴルフのことだけを考え、この時期も練習に時間を割くことができた。これからは限られた時間の中で練習しないといけないし、こういった行事にも出ていきたい。去年まではなかったことなので多少は(会長に就任したと)感じている」と話した。