米ツアー参戦2戦目の河本結(21=リコー)は、出入りの激しい展開だった。1番パー4のバーディーパット、2番パー5のイーグルパットを、ともに約1メートルにつけて沈めた。スタートから2ホールで3アンダーと絶好のスタートだったが、6番から4連続ボギー。「前半で貯金を使い果たしちゃったんですけど、面白いゴルフでした」と、気落ちすることなく、後半はスコアを1つ伸ばし、イーブンパーで初日を終えた。

米デビュー戦では8位と好成績を収めたが「前週のグリーンとは雰囲気も違う感じで、その辺のタッチが合っていないというか、フィーリングと現実が合っていないところがあって困惑した。明日はパッティングの自分のミスを直して、パターも替えてみようと思っている。明日からに期待という感じです」と、巻き返しへの自信をのぞかせた。最終18番パー5をバーディーで締め「パー5で気合を入れて(バーディーを)取っていければ。クリークコースは今日1日。いい記憶も悪い記憶もおさらばして、明日(7日)からビーチコースで思う存分楽しみたい」と、笑顔を見せながら話した。