新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は8日、国内ツアー第15戦のサントリーレディース(6月11~14日、兵庫・六甲国際GC)の中止を発表した。

主催者らがギャラリー、選手、ボランティアらの安全確保を考慮し、判断した。ツアーは開幕から15戦連続中止となった。

大会アンバサダーの宮里藍(34)は、以下のコメントを発表した。

「今年のサントリーレディスオープンが中止になった事を受け、アンバサダーとしてはもちろん個人的にも非常に複雑な気持ちになりましたが、世界的に厳しい現状の中で私が発信出来る事は何かを日々考えています。

まずは、六甲国際ゴルフ倶楽部の皆様や運営の皆様、そして選手の皆さんの無事をお祈りいたします。また私自身も、しっかりと予防をした上でこの機会にアンバサダーとして多くのことを学び、これからのサントリーレディスオープンに向けて新しいアイデアを一つでも多く出して行きたいと思っています。

今年からサントリー所属となった渋野選手をはじめ、選手の皆さんも前例がない中で日々不安を抱えながら準備をしていくという難しい状況だと思います。またゴルフファンの皆様の中には『選手のプレーをコースで見たい!』という声を私に直接届けてくださる方もいらっしゃいます。

この先まだ見通しが立ちにくい状況だと思いますが、まずはこの状況を皆様とともに乗り越え、スポーツの素晴らしさを改めて共有出来るときには、サントリーレディスオープンで選手の皆さんやゴルフファンの皆様に心から楽しんで頂けるよう、アンバサダーとしてしっかりと準備して行きたいと思います!」。