男子ゴルフの石川遼(28=CASIO)が10日、フジテレビ系で放送された「ダイヤモンドカップゴルフ特別編」にリモート出演した。新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった、国内ツアーのダイヤモンド杯に代わる特別番組で、自宅で過ごす現在の様子などを語った。「思い立って料理」と、米粉パンケーキなどを作り「今までこんな時間なかったな」と、新境地の心境で過ごしているという。

それでも「オリンピック(五輪)は1番の目標」と、1年延期で来年6月の世界ランキングに準じて代表選手が決まる、東京五輪への思いが変わらないことも強調した。国内男子ツアーは国内開幕戦から中止が続き、再開が未定の状況が続くが「この環境を嘆いていても仕方ないですから、気持ちを切り替えて、自分の時間をどうやって過ごすかということが大事になってくるので、1日も早く、またファンの皆さんの前でプレーできる日が来るように願っています」と、前を向いて話した。

また石川は、番組でファンに向け、自宅でできる練習法なども紹介。「アプローチの練習をする時はボールの回転を意識しています」と、ウェッジとパターマットを使った練習などを披露していた。