新型コロナウイルス感染拡大で世界の主要ゴルフツアーは中止が続く中、韓国で無観客ながら大会が始まった。「コロナ克服」をスローガンに、韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)は、ウイルス対応マニュアルを作成。選手、キャディーらに問診票提出、検温などを義務づけ、ソーシャル・ディスタンスを保たせるなど感染対策を施した。

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イ・ボミは今季初ラウンドでバーディーなしの2オーバー、74、83位発進だった。昨季までとの大きな変化は、パターにあった。従来のピン型でなく、ネオマレット型を初投入。シャフトも中尺のような長めで、太いグリップを短く持つスタイルでチャレンジした。しかし、最終18番では2・5メートルのバーディートライを外し、首をかしげた。「アイアンの距離感が良くなくバーディーチャンスもなかったし、バーディーパットも惜しくも入らず、流れが良くなかった。ただ、久しぶりのラウンドで楽しかったです」と話した。

他の日本ツアー選手ではペ・ソンウが5アンダーの首位タイ、アン・ソンジュが83位。世界ランクが出場選手中最高の3位パク・ソンヒョンは59位、次世代セクシー・クイーンのユ・ヒョンジュは83位だった。