8月23~29日に栃木・サンヒルズCCなどで開催予定だった「全国高校・中学ゴルフ選手権」(日刊スポーツ新聞社後援)が、新型コロナウイルスの影響で中止される。主催の日本高等学校ゴルフ連盟が25日、発表した。

同連盟では全国8地区連盟と連携し、地方大会からの開催を準備してきたが、新型コロナウイルス感染症がいまだ予断を許さない状況が継続しいることから、春の全国大会に続き、夏の大会も中止を決めた。

ゴルフは屋外競技とはいえ、開催した場合に全国からの移動や宿泊(相部屋など)に万全な対策を講じることが不可能と判断したもの。同連盟では選手、大会関係者、来場者の健康・安全を最優先するための措置とし、理解を求めている。また、12月に規模縮小も視野に入れた代替大会の開催を検討しており、6月1日に発表を予定している。

夏の大会は、男女の団体・個人戦が行われることで知られる。注目の団体戦では、昨年は高校男子で沖学園(福岡)、同女子で大院大高(大阪)、中学男子で日章学園(宮崎)、同女子で沖学園(福岡)が優勝している。