日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は25日、小林浩美会長(57)原田香里副会長(53)らが出席し、休止中の国内女子ツアーに関する合同リモート会見を行った。今後ツアーがスタート後は、今季と来季を合わせた「20-21年シーズン」として行うことを発表した。

今季はすでに37戦中18戦の中止が決定済み。直近の第17戦アース・モンダミンカップ(6月25~28日、千葉・カメリアヒルズCC)で“開幕”した場合、今年中に最大で19試合が行われるが、そのうち日本ゴルフ協会(JGA)主催の日本女子オープン(10月1~4日)日米ツアー共催のTOTOジャパンクラシック(11月6~8日)出場選手が限定される最終戦LPGAツアー選手権(11月26~29日)の3試合を除く16戦分が来年の試合数と合計され、シードを決める賞金ランクなどに反映される。

また、今後のツアー開幕のタイミングについては、全国で緊急事態宣言が解除されたことで1歩前進した形だが、小林会長は「本当に本当に早くトーナメントを行いたいが、現在は鋭意検討中としか言えません」と語るにとどめた。

JLPGAは、日本ゴルフ協会(JGA)日本プロゴルフ協会(PGA)日本ゴルフツアー機構(JGTO)日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)と連動したゴルフ関連5団体新型コロナウイルス対策会議で、トーナメント開催の指針をまとめた「感染症対策ガイドライン」を作成、20日に公表している。