日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）と主催者のアース製薬は3日、国内女子ツアー第17戦アース・モンダミンカップ（6月25～28日、千葉・カメリアヒルズCC）の開催を発表した。

無観客に加え、中継局を除くマスコミをコース外からのリモート取材に制限する「非公開開催」という厳戒態勢で実施を検討している。

JLPGAは発表前日の2日、シード選手、ツアー前半戦出場権を持つQTランク上位者らに「日本女子プロゴルフ協会　会長　小林浩美」の名前で「大会出場選手、会員のみなさまへ」という文書をSNSなどで配布した。

同文書によると「アース・モンダミンカップについて、ギャラリー、選手、ボランティアの皆さまの安全確保を図る観点から、無観客での開催に向け準備を進めております」とした上で「大会出場選手の皆さまには、大会開催日の14日前からの検温や移動、食事、トーナメント会場での留意点等を含むガイドラインを今後随時、速やかにご連絡いたします」などとして、感染予防に細心の注意を払ってほしい旨を訴えた。

一方で「なお、今後も政府及び自治体の見解や新型コロナウイルス感染状況等を注視しながら、大会開催の可否を含めて、変更する可能性がございますのでご容赦してください」と、今後も予断を許さない状況であることも付け加えている。