新型コロナウイルス感染拡大後、初のプロトーナメントが前日16日から2日間、36ホール・ストローク競技で行われた。

チャリティー活動では、特別協賛の電子機器メーカー・エレコムらによる500万円と募金を合わせ、大阪市を通じて医療従事者に寄付する。

13年全米プロシニア優勝者の井戸木鴻樹(58=小野東洋GC)は通算2オーバーの38位。「レギュラーツアーでここに出てた、15年ぐらい前を思い出した。懐かしかった。やっと試合できたかな、という感じ」と相好を崩した。

新型コロナウイルス禍による自粛期間を「このオフは長かった。レギュラーツアーの時は年間36試合とかやってたし。僕らより、若い、出だしのプロは大変でしょう」と表現。好きなサウナ、友人との飲み会も断った。所属先の小野東洋GCを1人で回ったり、ジムに行けず、その分ランニングを増やした。

「この大会をいいきっかけにできるんちゃいますか? “日本の元気はシニアの元気。シニアの元気は日本の元気”をモットーに。個人個人が手洗い、うがいに気をつけたら、大丈夫ですよ」と話した。