新型コロナウイルス感染拡大で停止していた国内女子ツアーが今日25日、第17戦アース・モンダミン・カップ（千葉・カメリアヒルズCC）で開幕する。来夏に延期された東京オリンピック（五輪）出場権争いが再スタートするが、各選手は現地で最終調整を終えた。

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2季連続3度目の賞金女王を狙う鈴木愛（26＝セールスフォース）は「あまり欲張らずに」と、まずは予選を通過して4日間の完走を目標に掲げた。

「こんなに早く開幕するとは思わなかった」と、8、9月ごろの開幕と予想していたことを明かした。そのため「思った以上にショットが間に合っていません」と、特にアイアンなどの調整遅れも明かした。

それでも今大会は頼もしいパートナーもいる。15、16年に連続賞金女王となったイ・ボミを支えるなどした、清水重憲キャディーと2度目のコンビに「全てを任せてもいいぐらい」と信頼を寄せる。延期となった東京五輪代表争いには「この1年を大事にして来年の五輪に向けて頑張りたい」とレベルアップを誓った。