7位で出た昨季賞金女王の鈴木愛(26=セールスフォース)が、5バーディー、1トリプルボギーでスコアを2つ伸ばし、通算5アンダーで折り返した。

スタートの10番から連続バーディーを奪って波に乗った。ともにパー4の10番は5メートルほどのパットを沈め、11番は第2打を30センチほどにピタリと寄せてバーディーを奪った。13番パー3では10メートル近いパットを沈めた。さらに15番パー3でも1つバーディーを加えた。バーディーパットこそ決まらず、パーだったが、16、17、18番もバーディーチャンスにつけた。

後半も2番パー4で長いバーディーパットを沈め、さらにスコアを伸ばした。6番パー4で第2打を打ち損じた際には、怒ったり悔しがったり、感情を表に出す場面もあった。それでも最後は、長いパットを沈めてこのホールをパーセーブするなど、17ホールを終えて、先にホールアウトした田中瑞希と並ぶ首位の9アンダーだった。

ところが、最終9番パー3で大崩れした。ティーショットを池に入れると、第3打はバンカー。第4打もアプローチも寄せきれず、2パットを要してトリプルボギーをたたいた。