ミレニアム世代エース格の安田祐香(19=NEC)が、プロデビュー戦で予選を通過した。

1オーバーの82位からスタートし、3バーディー、3ボギーの72。スコアは伸ばせなかったが、予選カットライン70位タイに対し、ホールアウト時は60位タイだった。

最終9番パー3は池越えの名物ホール。この日は強いアゲンストが吹き、ほとんどバーディーが出ず、難易度が上がっていた。安田は5番ユーティリティーでピン3メートルにつけ、鮮やかなバーディーフィニッシュ。最後のティーショットを「6、7番のティーショットでドライバーを引っかけていた。アゲンストで打ち急ぐクセがあるので、リズムだけ意識して(弾道を)抑え気味で打ちました」と振り返った。

プロで初の予選ラウンドは雨、風に苦しんだ。「今日は風が強い予想だったので“伸ばす”より“耐える”と決めていた。疲れというより、頭が疲れました」と話した。