昨季賞金女王の鈴木愛(26=セールスフォース)が9番パー3で、2日連続の池ぽちゃを喫した。ピンまで実測170ヤードを5番ユーティリティーで狙ったが、グリーン手前の池につかまり、ダブルボギー。前日のトリプルボギーに続き、悪夢のホールとなった。
鈴木は「左ピンだったし、ドローヒッターなので、本当は(ティーグラウンドの)左から狙いたいけど、そうなると(ターゲット方向に)池しか見えない。それで、右サイドからストレートっぽく球を出したけど、ちょっと体の開きが早すぎました」と状況を説明した。
出だし3連続バーディーで滑り出したが、徐々にティーショットがブレ始め、フェアウエーキープはパー3を除く14ホールで5回だけ。
「最初のイメージはいいんですが、5番(パー4)がすごくイメージが出にくくて…そこからおかしくなる」。
6バーディー、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい1アンダー、71を「チャンスを作るのが難しかった」と振り返った。
それでも、通算7アンダーは首位と4打差4位の逆転圏内。「今日が1番悪いゴルフ、全部(悪いのを)出し切ったと思いたい。フェアウエーキープできるよう、ドライバーを修正したい」。最終日の優勝条件を「7個(7アンダーの65)か8個(8アンダーの64)必要。難しいけど、それを目指したい」と話した。