史上初のプロ初戦での優勝へ、3差2位で出た西郷真央(18=大東建託)は、一時首位に立つなど健闘したが、首位と2打差の5位で終えた。

5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71とスコアを1つ伸ばし、通算9アンダーの279。8番パー5でバーディーを奪った時点で、通算11アンダーまでスコアを伸ばし、首位の田中瑞希に並んだ。だが9番パー3でダブルボギー、10番パー4でボギーと崩れ、再び優勝争いに加わることができないままデビュー戦を終えた。

それでも「4日間アンダーで回れたことは、ものすごく大きなことだなと思います。緊張はまったくしてなくて、むしろすごく楽しんでできた」と、初々しく話した。師匠の“ジャンボ”こと尾崎将司には、後日報告に行く予定だ。「ジャンボさんに成績と内容を報告して、ショットが足りなかったので『もう1度磨き直したいと思います』と伝えたいと思います」と、心中を明かした。