国内男子ツアーを統括する、日本ゴルフツアー機構(JGTO)は6日、ゴルフパートナーエキシビション(9、10日)に向け、出場予定の選手99人と関係者175人の計274人が、会場の茨城・取手国際GCで新型コロナウイルスのPCR検査を受けたと発表した。

検査結果は、8日に発表予定。今大会は2日間のエキシビションで、ツアーの1試合とは見なされないが、賞金は総額2000万円(優勝360万円)。賞金ランキングにも加算されないが、男子プロが集まって行われる、今年最初の国内大会となる。

一昨年、昨年賞金王の今平周吾は「久々の試合で緊張と楽しみと両方あります。今回はエキシビションですけど、ゴルフはそんなに密にならないと思うし、そろそろ始まってほしいなという気持ちは正直持ってますね」と語った。PCR検査については「もっと、時間がかかると思ったんですが、意外と簡単なんですね」と、感想を述べた。

今年から選手会長に就任した時松隆光は「先月女子が開幕しましたけど、無観客ながらも熱い戦いをしていたのを見て男子も熱い戦いをしていけたらなと思います。今週はインターネット中継ということで、ネットを通じて男子ツアーの魅力を伝えられたらなと思います」と、意気込みを語った。