昨年のサマンサタバサ・レディースでプロ初勝利を挙げた小祝さくら(22=ニトリ)が14日、同大会の前年度優勝者会見を行った。

優勝者として迎えるはずの大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が決まったが、初優勝から1年を「すごくあっという間。ディフェンディング・チャンピオン初の体験で、頑張りたいという気持ちでいたが、このような状況なのでしょうがない。来年リベンジできることを楽しみにしています」と話した。8月20日に開幕の全英女子オープンの出場資格を持つが「まだ迷っている。(帰国後の)隔離があるかもなので、2週間となると(ホステス大会の)ニトリ・レディース(8月27日開幕)や、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(9月10日開幕)も厳しいかもしれない。2週間練習もできないので、過酷だと思います」と心境を口にした。開催の方向で検討されている今季第2戦NEC軽井沢72(8月14日開幕)に向け、毎日朝から夜まで練習に明け暮れている。「この前のアース・モンダミン・カップでアプローチとかパターとか小技系のミスが多かったので、そこをもっと伸ばしたい」と話していた。