パナソニック株式会社と日本ゴルフツアー機構(JGTO)は31日、9月24日~27日、京都府城陽市の城陽CCで開催予定のパナソニック・オープンを中止すると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、慎重に協議を重ねた結果、選手、開催地域、大会関係者の安全確保を第一と判断した。同大会はアジアンツアーとの共同主管で開催される国際大会で、世界的に感染拡大防止へ取り組む現状も考慮された。昨年覇者の武藤俊憲は「アジアンツアーの精鋭も多数出場する、国際色豊かな『パナソニックオープン』で、今年は連覇をかけてプレーできることを楽しみにしていましたので、開催の中止はとても残念です。4月に最初の中止が決まった時は、まさか新型コロナウイルスの影響が、夏以降も続くとは想像もしていませんでした。現状、皆さんと同様に僕たちプロゴルファーにとっても非常に不安ですが、昨年大会で20代の今平選手や石川選手、ジャズ選手に競り勝つことができたように、諦めずに一生懸命頑張っていれば、きっとまたファンのみなさんと、喜びを分かち合える日が来ると信じ、日々精進しながら終息の時を待ちたいと思います。ツアー会場で再びお会いできる日まで、どうかみなさんもお元気でお過ごしください」とコメントを寄せた。