前週4位で好調維持を公言していた河本結(21=リコー)は、大きく崩れて予選落ちした。16位で出て1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77で回り、通算3オーバー、145で103位。練習ラウンドから抱える右肩と右鎖骨の痛みが影響した。72で回った野村敏京(27)は、イーブンパーの58位で今季初めて決勝ラウンドに進み、山口すず夏(20)は通算7オーバーの130位で予選落ちした。リディア・コ(ニュージーランド)が通算13アンダーで首位に立った。

 

河本は感覚とプレーがかみ合わず予選落ちした。ともにパー4の11番で3パットを要してボギーとすると、続く12番はティーショットを木の裏に打ち込みダブルボギー。後半もボギーを重ねた。スタート前は前週に続き「スイングの感覚は良かった」という。だが無意識に右肩などの痛みからスイングが乱れたと分析し「よく分からない初めての感覚だった」と振り返った。「ゴルフの面白さ、難しさをあらためて感じた」と前向きにとらえていた。