女子ゴルフの渋野日向子(21=サントリー)が、スコットランド・オープン開幕を翌日に控えた12日、会場の英スコットランド・ルネサンスクラブで、オンラインで会見した。練習ラウンドで2日間、コースを回った印象として「コースに入った時は、日本にはまったくないゴルフ場で、見た目から難しさが伝わるコース」と語った。

グリーンの硬さには「ノーバンで乗せると転がる。スピンがかからない」と驚いたという。さらに「バンカーに入れたらダボもある」「ラフに入れたら刻まないといけない」などと、初めて経験する海沿いのリンクスコースの難しさを体感したという。一方で「フェアウエーに行ったら転がる」と、ティーショットで280~290ヤードもの飛距離を出したことも明かした。

昨年優勝したAIG全英女子オープン(20日開幕)の前哨戦。今年は全英女子も、リンクスコースのスコットランド・ロイヤルトルーンGCで開催されるだけに、日本人初のメジャー連覇に向けては、絶好の腕試しとなる。「まったく経験のないリンクスコースなので、どうなるか分からない状況ではありますが、しっかりと結果も求めつつ、自分らしさを忘れず笑顔で、お菓子を食べながらプレーできたらいいなと思います」と笑顔で話した。