2戦連続優勝を狙う「女ウッズ」こと笹生(さそう)優花(19=ICTSI)が首位に浮上した。

2位で出て3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算8アンダー、136。最終18番でバーディーを奪う勝負強さを見せた。ホールアウト後も大物感たっぷりの「笹生ワールド」を展開。独特の話しぶり、間や表現で、報道陣や関係者を笑わせた。

○…笹生は出だしの1番でバーディーを奪ったが、その後はパットが入らなかった。ならばとアプローチで8番は3メートル、18番では1メートルにつけてバーディー。調子が上がらない中、ボギーなしで回り、7アンダーの吉本を振り切った。「パターが入らない日。熱くならず、焦らず我慢できた」と、冷静に話した。前夜に何を食べたか問われ「海鮮鍋です。いろんなものが入っていて、食べたことがない味」。ピンチがあったか問われれば「うーん…」と悩んだ後に「なかったです」。コース外でも大物感十分。独特な感性の「笹生ワールド」が展開されている。