野村敏京(27)は5バーディー、3ボギー、さらにパー5で9打の大たたきがあり、74の2オーバーでホールアウトした。6アンダーで単独首位のネリー・コルダ(米国)とは8打差、65位で第1ラウンドを終えた。

出だしの1番パー4で幸先よくバーディーを奪った。4、5番の連続ボギーで1オーバーに落とした後、14番までに4つのバーディーを重ね、一時は3アンダーまで伸ばしていた。13、14番の連続バーディー直後の15番でスコアを1つ落とすと、最終18番パー5で、池に2度入れて9打の大たたき。一気に順位を落とした。

ホールアウト直後のインタビューでは、ため息を交え「全体的にはそんなに悪くなかったですけど…。あの、ねぇ…」と、18番の9打を悔やみきれない様子で、何度も口を真横に結びながら話した。それでも「もう終わったことなので、考えてもイライラするだけ。明日(第2ラウンドで)リベンジしたいです。明日はできる限り伸ばして、トップ10に入るように頑張ります」と前を向いて話した。