17日に開幕する全米オープンに出場するアマチュアの金谷拓実(22=東北福祉大4年)が11日、米国への出発を前に都内で会見し、初出場で3度目のメジャー大会への意気込みを語った。

金谷は、アマチュア世界ランキング1位の資格で出場が決定。メジャー大会はマスターズ、全英オープンに続き3大会目となる。

米女子ツアーで活躍する畑岡奈紗、全英女子オープン優勝の渋野日向子と同年代の金谷は「渋野選手も畑岡選手も海外で活躍している。自分も海外でランキングを上げて、世界一を目指しているので、追いつけるように頑張りたい」と話した。

初めての全米オープンについては「小さいころから夜中にテレビで見ていた。過去、マスターズ、全英と厳しい条件でプレーしてきたので、段々慣れてきた。昨年は渋野選手がメジャーで優勝したので、自分も優勝目指して頑張りたい」と話した。

9日にはアマチュア世界一に贈られるマーク・マコーマックメダルを受賞。アマ世界一として大会でも注目されるが「マコーマックメダルは自信になったが、22歳で米国ではプロで優勝したり、活躍している選手もいる。自分はアマだけど、22歳なので、そんなことを言っていられない」と話していた。